ws初心者向け ゲームの流れと構築

最近周りでws始めたいという人が多い気がしてきたので、wsの記事なんか書いてみたいと思います。更新してなかったのはだるかったからです。

 

 

ここでwsとはどんなゲームなのかなんて書いていたらキリがないので、ルールや進め方などは各自で覚えていただくとして、今回はどのようなことを考えてデッキを組むのかを、ゲームの動かし方とともに解説したいと思います。

 

基本的なwsのゲームの流れは、

1、手札を整える

 

2、山札を作る

 

3、相手を殺す

 

です。

wsにはレベルというゲームの進行度の基準がありますが、基本的に1はレベル0~1、2はレベル1~2、3はそのままレベル3です。また、全レベル帯において、相手のキャラを倒すということも大切になってきます。

 

そこでデッキ構築時点でも、上記のことを考えて構築していかなければなりません。

順に説明していきます。

 

・レベル0

レベル0においては、相手にダメージを与えることよりも、アドバンテージの取り合いに重点を置くべきです。レベルが上がってから息切れしないように、使うカードは最小限、ただし相手にアドを取らせない動きが重要になってきます。また、レベル1に向けて手札を整えることも大切です。

 

まずは先手で殴るカード。先行1ターン目で殴ってアドを稼げるカードです。代表的なものは「移動」です。

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これは相手のアタックから逃げる効果ですが、なかなかカードを展開しにくい序盤には非常に生き残りやすいです。移動で生き延びてターンがかえってくれば、それだけで1枚のアドをとれます。とりわけ人気のある効果です。

 

他には4000打点のキャラ。

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こちらは高い打点を出して生き残るカードです。0レベルでの4000はパワーのほぼ最高査定で、行きだけ、あるいは返しだけ4000出るキャラは結構いますが、往復4000あるキャラは強いです。ただし、相応のデメリットもあることが多いです。

他には序盤に3500出るキャラ。こちらはパワーが少ない分デメリットが少なかったり別の追加効果を持っているキャラが多いです。

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次はアドを稼ぐカードです。手札を純粋に増やせるカードで、多いのは「集中」です。

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これらは1コストで手札を増やせる上に、後列で機能する能力を追加で持っているものも多いです。集中をメインの手札ソースとして運用するデッキも少なくありません。

 

他にはオカ研互換。

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確定で手札が増えるので、人気のあるテキストです。

他にも絆など手札を増やす手段はありますが、普通は確定で1枚増やすには2コストかかります。上記の二つは1コストで手札を増やせる点で優秀であるといえます。

 

手札を整えるカードも必要です。手札の入れ替え能力を持つ互換はいくつかあり、中でも強いのは暁互換です。

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wsにおいて山札を好きに掘れる効果はまず強いです。しかも好きなカードを捨てられるため、かさばったcxを処理することも簡単にできます。序盤から後半まで優秀な働きをしてくれる能力です。

 

あと、最近流行っているのはコンソールと呼ばれる効果です。

 

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デッキトップと手札を入れ替えることで、手札の質が良くなります。最近ではこの能力+別の能力をもっているキャラが多く、スパコンと呼ばれています。

 

ほとんどのタイトルにも存在するものに、朝礼互換があります。

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1コストかかりますが、手札を好きなカードと入れ替えられます。

 

最後に相手を邪魔するカードとして、「相打ち」があります。

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パワーはありませんが、相手の0レベルのキャラを除去できます。相手にアドを取らせないことが目的で投入されます。

 

 

ここまで紹介した以外に、戦闘補助のカードや後列に置く応援のカードなどを中心に0レベルを集めます。枚数的に16~18くらいが目安で、配分はタイトルごとに変わるでしょう。

 

 

・レベル1

 

レベル1では、主に戦闘がメインになります。いかに相手のキャラを倒し、自分のキャラを守るかが重要です。レベル1のキャラでメインアタッカーになるのはパワーが6000~7000のキャラで、有名なのはガウル互換です。

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この他、様々な能力がありますが大抵は6000~7000で落ち着いているようです。

 

また、重要なのが島風互換です。

 

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cxと併用することで、なんとノーコストで手札を増やせます。最近ではcxの一枠をここに割くことが多く、先にレベル1に上がった方が強いと呼ばれるのは、このテキスト持ちでレベル0を倒して安定してアドをとれるからなんですね。島風の完全な互換でなくとも、cxの対応を持つレベル1を入れることは非常に多く、安定します。

 

他にも後列、助太刀のキャラや、コストかかかる代わりにパワーの高いキャラなどが存在します。レベル1のキャラは最も盤面で戦うことが多いので、扱いやすいキャラを採用するのが望ましいです。枚数的には10~12枚ほどがちょうどいいでしょう。

 

 

さて、これらのレベル0~1のキャラを使い、「山札を作る」のが序盤の目指すところです。つまり、山札からCX以外のカードを抜き、キャンセルが発生しやすい山札を作ることが大切です。キャンセル数は勝敗に直結するので、最初は強い山札を作ることを意識してプレイしてみるとよいと思います。そうすると、おのずと「なぜこの効果は強いのか」などがわかってきます。

 

・レベル2

 

最近の環境ではレベル2のカードを投入することはあまりないです。レベル1の延長としてゲームが進行することが多いからなのですが、レベル1と大きく異なるのは「早だし」があることです。ここで早だしが絡むレベル3のキャラについても書いておきます。

 

一般にレベル2の段階でレベル3のキャラを出すことを早だしといいますが、大きく分けて二種類の出し方があります。

一つ目はチェンジです。

 

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レベル2のキャラを出し、追加でコストを払うことでレベル3のキャラを登場させることができます。チェンジのタイミングはタイトルごとに異なります。コストが多くかかることが多く最近ではあまり採用されていませんが、cxシナジーを伴った強力なものもあります。

 

 

二つ目は条件付きのレベル-1です

 

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早だしできる場面は限られていますが、チェンジよりも軽く登場させることができます。最近はこちらの方法で早だしすることが多いです。

 

 

また、これらの早だしに対抗するカードも存在し、代表的なのは美夏互換です。

 

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相手の早だしを除去できるカードも最近増えており、レベル2ではそれらを中心にゲームを展開することが多いです。

 

 

・レベル3

終盤になってくると、カードの効果にもダメージに関係する効果が増えてきます。ダメージを回復したり、追加でダメージを与える効果が多いです。

 

一般的に、アタックとは別に発生するダメージをバーン、ダメージがキャンセルされたとき、追加でダメージを与える効果をショット、倒した相手をクロックに直接置くことをクロックシュート(クロック飛ばし)と言い、他にもレスト状態からスタンドしてもう一度アタックする再スタンドなど、いろいろな方法でダメージを与えることができるようになります。ここでcxの対応を持つキャラを入れることも多いです。

 

レベル3には各タイトルの特徴が出ていることが多く、詰め方も多種多様です。ここがwsで面白い局面であり、運ゲーと言われる所以であるとも言えます。

 

デッキにもよりますが、枚数は7~10枚ほどが主流です。

 

 

デッキを組む際は、それぞれのレベル帯でどのような動きをしたいのかを明確にして組む必要があります。適当に各レベルのカードを入れてもデッキにはなりますが、勝率を上げるにはやっぱり考えてデッキを組まないとなりません。

 

とりあえずwsいっぱいやって慣れましょう。慣れたら勝てますよ~

 

もう疲れたので書きたくないで~す